テープフォーマットと基本動作; テープフォーマット - Sony SIR-1000W Instruction Manual

High speed digital data recorder, channel expansion unit
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2 テープフォーマットと基本動作
2-1 テープフォーマット
SIR-1000Wで記録されたテープは、AIT標準の物理および論理フォーマット (ECMA-
246) に準拠していますが、アプリケーションレベルでは SIR 専用フォーマットと
なっています。その概要を以下に示します。
スタートID
ID001
BOT
BOD
IDキーによる
インクリメント
BOT (Beginning Of Tape): 物理的に記録可能な最初の位置です。
BOD (Beginning Of Data): ここから最初のデータが記録されます。
EOD (End Of Data)
EOT (End Of Tape)
IDナンバー
スタートID
TOC (Table Of Contents) : すべてのIDブロックの位置情報などをテーブルとして記録
記録スタート
ID002
ID003
SIR-1000Wによる記録テープデータ例
: 記録がストップされるたびにEODが書かれます。記録を追
加すると前のEODを上書き消去し、最後の記録が終わった
ところに新しいEODが書かれます。EODより先にテープを
送ることはできませんので、データが残っていても読むこ
とはできません。
: 物理的に記録可能な最後の位置です。
: 各記録ごとにIDブロックが形成され、それぞれにIDナン
バー (001〜999) がつけられます。記録中はIDキーを押すた
びにIDナンバーがインクリメントされます。また、以降の
記録の開始ごと (記録ポーズ解除含む) にも自動的にIDナン
バーがインクリメントされます。IDサーチに利用できま
す。
: 記録のスタート点を表わします。実際にはテープに書かれ
ませんが、ここの位置がTOCに登録されます。スタートID
サーチに利用できます。
したエリアです。
スタートID
テープ
ID004
ID999
T
O
未記録
C
EOD
EOT
2-1

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Scx-16w

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