Midiについて - Yamaha VL1-m Owner's Manual

Yamaha virtual acoustic tone generator owner's manual
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MIDIについて
MIDIについて
MIDIを使うことで、 本機の可能性をさらに拡げることが可能です。
ここでは、 MIDIに関する基礎的なことを簡単に説明します。 すでにMIDIについて理解していらっしゃる方は、
読みとばしていただいて結構です。
26  第1章 セットアップ!VL1-m
■MIDIとは
MIDIは、 ミュージカル・インストゥルメント・デジタル・インターフェース (Musical
Instrument Digital Interface) の略で、 「楽器間のデジタル通信」 といった意味となりま
す。 実際には電子楽器だけではなく、 コンピューターなども接続できる世界的な規格
です。
■MIDI端子とMIDIケーブル
MIDIに対応している楽器、 コンピューター (あるいはコンピューターの周辺機器) に
は、 MIDI端子が付いています。 この端子それぞれには、 必ず 「IN (入力) 」 「OUT (出
力) 」 「THRU (入力されたデータをそのまま出力) 」 のどれかが表示されています。
これらの端子の間を接続するのがMIDIケーブルです。 MIDIケーブルは必ず 「OUT」
と 「IN」 または 「THRU」 と 「IN」 を接続します。
■チャンネル
MIDIでは、 1本のMIDIケーブルを使って、 16種類 (チャンネル) の演奏データを送受
信することができます。 たとえば、 MIDIケーブルを使って3台のキーボードの演奏
を、 同時に別の機器に送ることができます。 このとき3台のキーボード、 それぞれの演
奏を区別するのがチャンネルです。 チャンネルは、 1∼16という番号を使います。
■データの種類
各チャンネルを使って送受信するデータは、 音程だけの情報ではありません。 次のよ
うなさまざまなデータを送受信することができます。
・ノートデータ
・コントロールチェンジ ‥  モジュレーションホイールやフットコントロー
・プログラムチェンジ
・チャンネルアフタータッチ ‥
・ピッチベンド
・バルクデータ
‥  弾いた鍵盤の音程、 および鍵盤を弾いた強さ
ラー、ブレスコントローラーなどを動かした情報
音色 (ボイス) を切り換えた情報
鍵盤を弾いた後、 さらに鍵盤を強く押さえた情報
ピッチベンドホイールを動かした情報
音色の設定や機器の設定に関する情報

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