引きはずし特性の設定方法
〈設定操作手順〉
注) 矢印の方向へドライバーを押し、開けてください。
ETRカバー
リ セ ッ トボタ ン用操作穴
RUN LED
(ETR)
ERR LED
TAL LED
テス ト端子
〈リレー封印〉
封印が必要な場合は、ETRカバー上部の封印穴を用いて封印してください。 (右図)
封印穴
図27-1
RESET
ボタ ン
(a) ステ ッ プ式
(b) 押しボタ ン式
図27-2
設定の変更は、遮断器の主電源とETRの
注 意
制御電源をOFFにして、通電していない
ことを確認しておこなってください。
1 小型のマイナスドライバーをご用意ください。
6mm以下
0.8mm以下
2 ETR (Electronic trip relay) カバーの上部開口部に、マイナ
スドライバーを差込み、図27-1のように軽く上方向へ押す
と、ETRカバーが開きます。
3 スイッチには、下記の2種類があります。それぞれの方法で
操作ください。
(a)ステップ式
ステップ式ロータリースイッチです。中間位置で止めない
でください。目盛りが連続した太線部では、同一設定とな
ります。 (操作トルク0.02N・m以下)
中間位置に止めた場合は、 その両側のどちらかの特性
値となります。
MCR (オプション) がないとき、Iiの設定は
INST
2
6 4
左図のようになっています。矢印の D o
Do not
8
not set の範囲には設定せず必ずINST側
10
set
12
に設定してください。 (MCRの機能説明は
16
l i (xlr)
P.20を参照してください)
(b)押しボタン式
復帰式の押ボタンスイッチです。3N以下の力で押してく
ださい。
4 特性の設定変更をおこなった場合は、フィールドテスト装置
を用いて、引きはずし特性の確認をしてください。
専用のフィールドテスト装置にてETRのテスト端子より特性
チェックを行うことができます。チェック方法は 「フィールド
テスト装置取扱説明書」 を参照ください。
フィールドテスト装置Y-2005の仕様
試験項目
LTD,STD,INST,GFR,PAL
試験可能範囲
1% 〜 2500%
外形寸法 mm
230(幅) x 120(高さ) x 290(奥行)
カウンタ
0.000 〜 999.999s
制御電圧
100 – 240V AC 50 / 60Hz
質 量
4.5kg
先端部側面
封印穴
図27-3
J − 27