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Mitsubishi Electric 800 Series Manual page 42

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FR-A800 シリーズ
取扱説明書 追加説明書
1
欧州指令に対するための注意事項
 EMC 指令について
EMC 指令の認証規格は下記のとおりです。
• EMC 指令 : 2014/30/EU
• 準拠規格 : EN61800-3:2004+A1:2012 (Second environment / PDS Category "C3")
FR-A806 の準拠規格は下記です。
EN61800-3:2004 +A1:2012 (First environment / PDS Category "C2"、 Second environment / PDSCategory "C3"
*1
内蔵 EMC フィルタによって適合規格は異なります。
 モータ過負荷保護
モータ過負荷保護として電子サーマル機能を使用する場合は、 Pr.9  電子サーマルにモータ定格電流を設定してくだ
さい。
電子サーマル動作特性
Pr. 9=インバータ定格
Pr. 9=インバータ定格の
の50%設定
100%設定
∗1, 2
70
30Hz
以上
∗3
20Hz
60
10Hz
6Hz
0.5Hz
50
240
180
120
60
105%
52.5%
100
50
インバータ出力電流 (%)
(インバータ定格電流に対する%)
NOTE
• 電子サーマルの内部熱積算値は、インバータの電源リセットおよび、リセット信号の入力により初期値にリセッ
トされます。不必要なリセットや電源遮断は避けてください。
• 1 台のインバータで複数台のモータを運転する場合や多極モータ、 特殊モータを運転する場合などは、 インバータ
とモータ間に外部サーマルリレー (OCR) を設置してください。外部サーマルリレーの設定はモータ定格名板の電
流値に線間漏れ電流(取扱説明書(詳細編)参照)を加味してください。
• 低速運転する場合は、モータの冷却能力が低下するため、サーマルプロテクタまたは、サーミスタ内蔵モータを
使用してください。
• インバータとモータの容量の差が大きく、 設定値が小さくなるとき、 電子サーマルの保護特性が悪くなります。 こ
のような場合は、外部サーマルリレーを使用してください。
• 特殊モータは電子サーマルでは保護できません。外部サーマルを使用してください。
• ベクトル制御専用モータ(SF-V5RU)を使用する場合は、サーマルプロテクタを内蔵しているため、Pr.9  ="0" と
してください。
• 電子サーマルでは、モータ温度を直接測定した過熱検出は行えません。
• 本製品には、電子サーマルメモリ保持機能はありません。
∗2
30Hz以上
∗3
20Hz
・ 動作領域
10Hz
  特性曲線より右の領域
6Hz
・ 不動作領域
  特性曲線より左の領域
0.5Hz
モータ保護用電子サーマル
をOFFしたときの特性
(Pr.9設定値を0(A)としたとき)
ト ランジスタ
保護のための
領域
∗4
150
230
モータの過負荷を検出し、インバータの出力トランジスタの動作を止
め出力停止します。 (動作特性を左図に示します)
• 三菱電機定トルクモータを使用する場合
1.
Pr.71 = "1、 13 〜 16、 50、 53、 54" に設定してください。 (低
速域で 100%連続トルク特性になります。 )
2.
Pr.9 にモータの定格電流を設定します。
*1
Pr.9 にインバータ定格出力電流の 50%の値(電流値)を設定し
たとき
*2
%値はインバータ定格出力電流に対応する%を表します。 モータ
定格電流に対する%ではありません。
*3
三菱電機定トルクモータ専用の電子サーマルを設定したときは、
6Hz 以上の運転においてこの特性曲線となります。
*4
トランジスタ保護動作は冷却フィンの温度により動作します。 運
転状況によっては 150% 未満で動作することがあります。
1
*1
)
BCN-C22005-855

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