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Yamaha PX10 Service Manual page 82

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PX10/PX8/PX5/PX3
 測定
1. 
測定条件
1-1.  環境
常温 : 5 〜 40℃
常湿 : 30 〜 90%
注 意 ) 測 定 結 果 が 検 査 範 囲 内 で あ れ ば 、 温 度:5 〜 
40℃, 湿度 : 20 〜 90%の測定条件で可とします。
但し、 検査基準をはずれた場合は常温・常湿で再測定
してください。
1-2.  電源電圧
仕向
 
J
U/T/BRA
E/B/K/CHN
1-3.  測定器
 
検査器はそれぞれの測定項目の規格を測定するのに
十分な精度及び確度を持つものを使用してください。
 
検査器の入力インピーダンスは100kΩ以上のものを
使用してください。
 
本仕様書に記載した仕様値の計測が出来る測定器を
使用してください。
1-3-1. 入力端子
 
XLR、 フォンジャックを入力端子として用います。
 
入力はバランス入力にします。
 
指示無き測定項目はXLR端子を使用します。
1-3-2. 出力端子
 
スピコン、 フォンジャック、 5WAY端子を出力端子と
して用います。
 
指示無き測定項目はスピコン端子にて行います。
1-3-3. 測定用フィルタ
 
2-2-1. 利得 〜 2-2-14. 最大出力(ブーストモード) の
測定にはAUX-0025 フィルタを使用します。
 
測定項目に応じて20kHzのローパスフィルタを使用
します。
1-3-4. 接続
 
検査の 「1-2.  接続方法」 ( 61ページ) を参照してくださ
い。
82
電圧
周波数
100V +2/-0%
50Hz
120V +2/-0%
60Hz
230V +2/-0%
50Hz
1-4.  測定環境に対する注意事項
D級アンプ(PXアンプ)のオーディオ性能測定時の推
奨接続図
D級アンプを測定するときは必ずD級アンプとオー
ディオアナライザの間にAUX-0025を挿入します。
AUX-0025 の挿入が必須である理由
 
D級アンプの出力信号にはスイッチング駆動で生じ
た高周波ノイズが含まれています。
 
しかし、 一般的にオーディオアナライザは可聴帯域
外の高周波を想定して設計されていないため、 高周
波ノイズに対する耐性がありません。
 
したがって、 AUX-0025などのパッシブフィルタで高
周波を除去しないと、 オーディオアナライザが正常
に動作しない可能性があります。
上記の接続方法を推奨する理由について
 
図2はPXアンプの出力構成のブロック図です。 D級ア
ンプのアウトプットは必ずしもシングルエンド出力
とは限りません。
 
また、 ブロック図からもわかるようにHOTとCOLD
で位相が反転しています。 このように最近のD級アン
プの出力方式は様々な形態をとっています。
 
したがって、 どのようなアンプ出力方式にも対応で
きる互換性のある接続方法が望ましいです。
 
上記の接続方法は、 シングルエンド出力やブリッジ

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