LVS-A,LTS-A型 微小荷重用ロードセル─取扱説明書
このたびは本製品をお買い上げいただきまして, ありがとうご
ざいます。ご使用の前には本書を必ずお読みください。
また,お読みになった後は,いつでも見られるところに必ず保
管してください。
本書に記載の仕様・外観は予告なく変更させていただく場合が
あります。最新情報は弊社ホームページをご確認ください。
1. 取扱説明書中のマークについて
ご使用になる方の安全確保に関する重要な事項や機能確保に
関する事項にはマークを付けて記載していますので, 必ずお読
みください。
故障しないようにするための注意や正しく動
注意
作させるための注意を記載しています。
2. ご使用に際しての重要な注意
本製品は,水素環境下ではご使用できません。
3. 使用上の注意
水中,雨水などのかかる場所での使用は避けてください。
変換部は敏感な構造となっていますのでレバーまたはロ
ッド部には過負荷がかからないように十分注意してくだ
さい。過負荷がかかると,特性変化および破損する恐れが
あります。取付けには細心の注意をはらってください。
本器に急激な温度変化が加わったり, 直射熱が部分的にあ
たった場合には, 過渡的な出力変化が生じ, 測定精度に影
響を及ぼす場合がありますので注意してください。
本器を温度補償範囲を超えて使用される場合には, 本器全
体を断熱材で保護し, 温度補償範囲を超えないように注意
してください。
衝撃や振動がある環境下での本器に加わる動的荷重は,
"静的負荷×加速度" となります。 加速度が明確でない場
合には, 動的荷重を十分に考慮された定格容量のものを使
用してください。
本器を分解しないでください。
本器上部に物を落としたり, 衝撃を与えたりしないでくだ
さい。
異常な出力値が表示された場合には, 直ちに計測を停止し
てください。 システムとしてご使用の場合には, 直ちにシ
ステムの運転を停止してください。
ケーブルは, 使用状態において引張られる事の無いように
少したるませてください。
振動環境下で本器を使用する場合は, ケーブルを本体の近
くで固定し,ケーブルの振動止めを施してください。
ケーブルの曲げ半径はケーブル外径の6倍以上としてく
ださい。
注意
4. 取付け
4.1 外形寸法
LVS-A
LTS-A
4.2 取付け
外形寸法図に示す負荷方向を,測定する荷重方向と一致さ
せて取り付けてください。
レバーまたはロッドを被測定物に取付ける場合に,曲げや
捩じりを与えないようにしてください。
被測定対象物を取付ける時には,ひずみ測定器や記録器に
接続し,指示値を確認しながら取付けてください。
5. 接続
5.1 変換器をひずみ測定器に接続します。
5.2 変換器,コネクタの配線は以下の通りです。
シールド線は変換器本体に接続されていません。
5.3 ヒートランを5分以上行ってから測定を開始してください。
5.4 ケーブルのシールド線は本体に接続されていません。 アー
スをする場合は増幅指示部でアースしますが, 誘導ノイズ
などが生じる場合には, 増幅指示部の出力側にオシロスコ
ープを接続し,波形を観察しながら対処してください。必
ずしもアースをすると良くなるとは限りません。
IM-T-164P 2021.7
注意
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