Yamaha P800 Owner's Manual

Yamaha P800 Owner's Manual

Yamaha power amplifier owner's manual

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POWER AMPLIFIER

取扱説明書
TEMP
PROTECTION
POWER
ON
OFF
EEEngine
CLIP
A
B
SIGNAL
15
20
20
25
25
10
30
30
6
40
3
40
0
–dB
15
10
6
3
0
J

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Table of Contents
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Summary of Contents for Yamaha P800

  • Page 1: Power Amplifier

    POWER AMPLIFIER 取扱説明書 TEMP PROTECTION POWER CLIP SIGNAL ∞ –dB ∞ EEEngine...
  • Page 2 ! 安全上のご注意  安全にお使いいただくため、ご使用の前にこの 「安全上のご注意」 をよくお読みください。 またお読みになったあと、いつでも見られるところに必ず保存してください。 絵表示 この取扱説明書および製品への表示では、 製品を安全に 正しくお使いいただき、 あなたや他の人々への危害や財産への 損害を未然に防止するために、 いろいろな絵表示をしています。 内容をよく理解してから本文をお読みください。 警告 この欄に記載されている事項を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可 能性があります。 設置されるとき この機器はAC100V専用です。 それ以外の電源 ● (AC200V、 船舶の直流電源など)では使用しな いでください。 火災・感電の原因となります。 この機器に水が入ったり、 機器がぬれたりしな ● いようご注意ください。 火災・感電の原因とな ります。 雨天・降雪時や海岸・水辺での使用は特 にご注意ください。 この機器の通風孔をふさがないでください。 ● 内部の温度上昇を防ぐため、 この機器のケース の前面 ・ 背面部には通風孔があけてあります。 通風孔がふさがると内部に熱がこもり、 火災の 原因となることがあります。...
  • Page 3 注意 この欄に記載されている事項を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負ったり、物的 損害が発生したりする可能性があります。 設置されるとき 調理台や加湿器のそばなど、 油煙や湯気が当た ● るような場所には置かないでください。 火災・ 感電の原因となることがあります。 ぐらついた台の上や傾いたところなど、 不安定 ● な場所には置かないでください。 落ちたり、 倒 れたりしてけがの原因となることがあります。 電源コードを熱器具に近付けないでください。 ● コードの被覆が溶けて、 火災・感電の原因にな ります。 窓を締め切った自動車の中や直射日光が当た ● る場所など、 異常に温度が高くなる場所に放置 しないでください。 火災の原因となることがあ ります。 湿気やほこりの多い場所には置かないでくだ ● さい。 火災・感電の原因になることがあります。 濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでく ● ださい。 感電の原因となることがあります。 電源プラグを抜くときは、 電源コードを引っ張 ● らず、...
  • Page 4: Table Of Contents

    このたびは、ヤマハ・パワーアンプP4500、P3200、P1600、P800シリーズをお買い求 めいただきまして、誠にありがとうございます。 このオーディオ・アンプ・シリーズは、ヤマハの誇る精密な回路設計技術を駆使し PA機器の豊富な実績と経験をベースに開発した、ハイパワー、ハイクオリティか つ、高信頼性、高安定性を持ったパワーアンプで、優れた音響性能が得られます。 P4500、P3200、P1600、P800シリーズの主な特長 ・ バランス型XLRタイプコネクター、バランス型フォンジャック、およびバリア・ ストリップの3種類の入力端子と、5ウェイバインディング・ポストの出力端子と を備えていますので、設備を始め幅広い用途にお使いいただけます。 ・ CHANNEL AとBが独立して駆動するSTEREOモード、モノラルソースを2系統で 出力するPARALLELモード、1台のモノアンプとしてハイパワーを発揮する BRIDGEモードの3つのモードがあります。 ・ 各チャンネルごとにSIGNALインジケーターとCLIPインジケーターがあります。 ・ パワーオン/オフ時の保護回路、出力ミュート回路、DC検出回路など様々なプロ テクションシステムの状況を示すPROTECTIONインジケーターとヒートシンクの 過熱を示すTEMPインジケーターがあります。 ・ 無段変速・低ノイズのファンが、過酷な状況でも高い安定性を約束します。 この取扱説明書は、P4500、P3200、P1600、P800の4モデル共通の説明書です。パ ワーアンプの性能をフルに発揮させると共に、末永くご愛用いただくために、ご使用 の前にこの取扱説明書をよくお読みください。 目次 各部の名称と機能 ... 2 フロントパネル ... 2 リアパネル ... 3 モード:STEREO/PARALLEL/BRIDGE ... 4 スピーカー・インピーダンス ... 4 スピーカー配線...
  • Page 5: 各部の名称と機能

    ■ フロントパネル TEMP PROTECTION POWER ① POWERスイッチ/インジケーター ② TEMPインジケーター ヒートシンクの温度が摂氏85度を超えるとインジケー ターが赤色に点灯します。 ③ PROTECTIONインジケーター プロテクション(保護)回路が動作していることを知 らせます。点灯中はアンプとスピーカーシステムとが 切り離された状態になって、スピーカーから音は出ま せん。 保護回路が作動するのは、アンプ出力端子にDC電圧 が出力されている場合や過熱状態などです。原因が取 り除かれれば自動的に正常動作となり、インジケー ターの点灯が消えます。また、電源を入れてからアン プが機能しはじめるまでの約3秒間も保護回路がはた らき、インジケーターが点灯しますが、この期間を過 ぎると自動的に正常動作に入ります。 ∞ EEEngine ④ CLIPインジケーター 出力信号の歪率が約1%を超えると、インジケーター が赤く点灯し、アンプに過大入力が加わり、クリップ していることを示します。 ⑤ SIGNALインジケーター 出力レベルが2Vrmsを超えると、インジケーターが緑 色に点灯します。(8Ω負荷時1/2W、4Ω負荷時1W以 上で点灯します。) ⑥ ボリューム −∞dBから0dBまで、31のステップで音量がかえられ ます。 音量のセッティングを固定したいときは、下図のネジ...
  • Page 6: リアパネル

    ■ リアパネル ① INPUT端子(CHANNEL A, B) CHANNEL A, B ともに3種類のバランス型端子があり ます。 BRIDGEモードおよびPARALLELモードのときの入力 端子はCHANNEL Aです。 ・XLR-3-31タイプ コネクター 極性は次のとおりです(IEC 268)。 1:グランド,2:ホット,3:コールド ホット ・フォンジャック 極性は次のとおりです。 チップ:ホット(+)、リング:コールド(−)、 スリーブ:グランド スリーブ ・バリア・ストリップ タイプ コネクター 極性は次のとおりです。 :ホット, :コールド, G:グランド ② STEREO/BRIDGE/PARALLELモード切り換 えスイッチ STEREO、BRIDGE、PARALLELの各モードの切り換 えスイッチです。 各モードの機能は4ページの「モード」を参照くださ い。 INPUT (BRIDGE) CHANNEL B CHANNEL A...
  • Page 7: モード:Stereo/Parallel/Bridge

    ■ モード:STEREO/PARALLEL/BRIDGE STEREOモードではCHANNEL AとBが別個に作動し ま す ( 一 般 的 な ス テ レ オ ア ン プ と な り ま す ) 。 CHANNEL Aの入力信号がCHANNEL Aの出力端子か ら、CHANNEL Bの入力信号がCHANNEL Bの出力端 子からそれぞれ出力されます。 PARALLELモードでは、CHANNEL Aの入力信号が CHANNEL AとBの両方の出力端子から出力されま す。CHANNEL Bの入力端子は使用しません。(チャ ンネル) A と B のボリュームは別個に調整できま す。...
  • Page 8: スピーカー配線

    す。 3. スピーカー線材の先端10mmの被覆を外し、スピー カー端子の穴に通すなどして、締め付けます。 スピーカーの極性は3ページを参照してください。 10 mm この際、下図のように裸線がシャーシに当たらないよ う十分にご注意ください。 シャーシに 当たらないこと 4. カバーを元の位置に取り付けます。 ・ スピーカーヒューズ P4500ではステレオ動作時450W+450W(8Ω)、モ ノラル時1200W(8Ω)、P3200ではステレオ動作時 320W+320W(8Ω)、モノラル時860W(8Ω)、 P1600ではステレオ動作時160W+160W(8Ω)、モ ノラル時400W(8Ω)、P800ではステレオ動作時 80W+80W(8Ω)、モノラル時220W(8Ω)の大出 取付用ネジ 力が得られますので、充分な許容入力を持つスピー カーシステムをご使用ください。 ご使用になるスピーカーシステムの許容入力がパワー アンプの定格出力値より小さな場合は、スピーカーと アンプ間に直列にヒューズを接続すると、スピーカー を保護することができます。(下図参照) パワーアンプ 下の式を用いて、各スピーカーに応じたヒューズの容 量の目安を求めることができます。 Po[W]: スピーカーの連続許容入力(ノイズまた はRMS) R[Ω] : スピーカーの公称インピーダンス I[A] : 必要なヒューズの容量...
  • Page 9: ラックマウント

    ■ EIA標準ラックへのマウント 複数のハイパワーアンプを放熱性の悪いラックにマウントすると、各アンプからの熱でラックの内の気温が著しく 上昇して、アンプ本来の性能を発揮できないことがありますから、マウントにさいしては、放熱のための通気を考 慮しなければなりません。 そのようなときは、アンプの上下に吸排気用の通風パネルを取り付けてください。このとき、通風パネルは1Uサイ ズで、全体の面積の35%以上が開口している必要があります。 さらに、ラックの天板に排気孔があれば、より効果的です。 通風パネル ヤマハでは1Uサイズの通風パネルとしてベンチレーションパネルVP1を別売しています。 ■ 4台以下のアンプを、背面の開放さ れたラックにマウントするとき 下の図のように、アンプの上部に吸排気用の通風パネ ルを取り付けます。 通風パネル (ラック全面または 背面に取付け) TEMP PROTECTION POWER TEMP PROTECTION POWER TEMP PROTECTION POWER 単位 : mm ■ アンプが5台以上のとき、または(4 台以下であっても)ラックの背面を 開放できないとき 下の図のように、それぞれアンプの上下に吸排気用の 通風パネルを取り付けます。 CLIP SIGNAL ∞ –dB ∞...
  • Page 10: 移動用ケースのマウント

    ■ 移動用ケースのマウント 1. 本機は前面吸気・後面排気による強制冷却方式になっておりますので、移動用ケース(ポータブルラック)に1 台のみ収納する場合は、ラック後面を全面開放してください。 ラック側面 フロント側 吸気 2. パワーアンプを使用する際、放熱空気流を妨げないように設置してくだい。 排気 フロント側 10 cm 以下 フロント側 ラック後面 全面解放 INPUT SPEAKERS (BRIDGE) CHANNEL B CHANNEL A CHANNEL B CHANNEL A (PARALLEL) (STEREO) 4-8 /SP BRIDGE (BRIDGE) 8-16 /SP STEREO BRIDGE STEREO PARALLEL MAX.
  • Page 11: 一般仕様

    480 × 103.5 × 455mm、パネル高さ: 88mm, パネル奥行: 405.6mm 16kg セキュリティカバー ベンチレーションパネル:VP1 P3200 P1600 320W+320W 160W+160W 430W+430W 200W+200W 860W 400W 350W+350W 175W+175W 480W+480W 230W+230W 960W 460W 950W+950W 350W+350W 104dB 101dB +4.2dB +1.2dB 350W 170W 15kg 12kg P800 80W+80W 110W+110W 220W 90W+90W 120W+120W 240W 210W+210W 98dB −1.7dB 100W 12kg...
  • Page 12: ブロック図

    ■ ブロック図 CHANNEL A (BRIDGE) (PARALLEL) INPUT CHANNEL B ■ 寸法図 Ach Power Amp PC Limiter CLIP Temperature Sensor (Heat Sink) CLIP Bch Power Amp PARALLEL BRIDGE STEREO PC Limiter W:480 SIGNAL CHANNEL A PROTECTION Protection SPEAKERS Circuit TEMP SIGNAL CHANNEL B 単位:mm...
  • Page 13: 特性図

    ダンスをステレオ時4Ω、モ ノラル時8Ω以上にする 通風スロットを点検してアン プ周りの通風状態を良くして ください 通風状態を調べ、放熱対策を する 販売店、またはヤマハのサー ビス拠点にご相談ください P3200 Mode:STEREO Both ch Driven RL=4 , f=1kHz Output Power [W] P800 Mode:STEREO Both ch Driven RL=4 , f=1kHz Output Power [W] 保護回路の動作 PCリミッターが働き、パワー トランジスタを保護 TEMPインジケーターによる 警告 サーマルプロテクションが働 きパワートランジスタを保護 リレーが働き、スピーカーシ ステムを保護...
  • Page 14 ■ 損害に対する責任 この商品 (搭載プログラムを含む) の使用または使用不能に より、 お客様に生じた損害 (事業利益の損失、 事業の中断、 事業 情報の損失、 その他の特別損失や逸失利益) については、 当社は 一切その責任を負わないものと します。 また、 如何なる場合でも、 当社が負担する損害賠償額は、 お客様がお支払になったこの商 品の代価相当額をもって、 その上限と します。 ●お客様ご相談窓口 : ヤマハプロオーディオ製品に対するお問合せ窓口  ヤマハ・プロオーディオ・インフォメーションセンター Tel: 03-5791-7678 Fax: 03-5488-6663(電話受付=祝祭日を除く月∼金/11:00∼19:00) E-mail: painfo@post.yamaha.co.jp ●EM営業統括部(営業窓口) PAグループ PA東京 PA北海道 PA仙台 PA大阪 PA名古屋 PA九州 企画推進室(プロオーディオ) ●PA・DMI事業部...
  • Page 15 音響システム事業部 営業部 053-460-2455 VZ02520 R1 1 IP 16 〒430-8650 浜松市中沢町10-1 97 11 1000 NP Printed in Taiwan...

This manual is also suitable for:

P1600P3200P4500

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