Sony AIT TSL-SA300C Product Manual
Sony AIT TSL-SA300C Product Manual

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Ait autoloader unit

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3-861-617-01(1)
TSL-SA300C
AIT
オートローダーユニット
取扱説明書

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Summary of Contents for Sony AIT TSL-SA300C

  • Page 1 3-861-617-01(1) TSL-SA300C オートローダーユニット 取扱説明書...
  • Page 2 TSL-SA300C オートローダーユニット 取扱説明書 Printed in Japan 1997...
  • Page 3: Table Of Contents

    目次 第 章 概要 オートローダーユニットについて ... 特 長 4 使用できるカー ト リ ッ ジ ... 5 システム構成 ... 5 各部の名称と働き ... 前 面 6 後 面 9 マガジン ... 10 第 章 準備 付属品を確認する ... 接続のしかた ... SCSI ID の設定 ... 第...
  • Page 4 説明書の使いかた この説明書は、 AITオー ト ローダーユニッ トTSL-SA300Cの使いかた、 取り扱いかたに ついて説明しています。お使いになる前に必ずお読みく ださい。 お読みになった後は、後日役に立つこ と もあ り ますので、保存しておいてく ださい。 この説明書は、 次の4 つの章と付録で構成されています。 目的に合わせてお読みく ださい。 □ 第 本機の特長やシステム構成、各部の名称と働きなどについて説明しています。 □ 第 本機とホス ト コ ンピューターや他のSCSI周辺機器との接続のしかた、 およびSCSI ID の設定のしかたについて説明しています。設置の際にお読みく ださい。 □ 第 液晶ディ スプレイ の使いかたや本機の電源の入れかた、 マガジンやカー ト リ ッ ジの取 り扱いかたについて説明しています。実際にお使いになる...
  • Page 5: Ait オートローダーユニットについて

    第 章 概要 オートローダーユニットについて TSL-SA300Cは、 AITドライ ブSDX-300Cを内蔵しているAITオー ト ローダーユニッ トで す。付属のマガジンには 4 巻のカー ト リ ッ ジをセッ トできます。 特長 AIT オー ト ローダーユニッ トTSL-SA300Cには次の特長があ り ます。 □ 高耐久性のリ ニアガイ ドによ り 、 付属のマガジンにセッ ト したカー ト リ ッ ジを、 内蔵 の...
  • Page 6: 使用できるカートリッジ

    使用できるカートリッジ 本機には、 AITカー ト リ ッ ジを使用できます。 ご注意 市販の8 mmビデオテープは、 外観は似ていますが、 仕様がまったく 違うので使用で きません。 8 mmビデオテープを挿入しても自動的に排出されます。 システム構成 本機は、 通常はイ ンターフェース と してWide SCSIを採用しているホス ト コ ンピューター に接続します。 ホストコンピューター Wide(16 ビット TSL-SA300C ピンケーブル Wide SCSI ホストコンピューターおよび他の マーク ピンケーブル 周辺機器 SCSI 機器との接続 第...
  • Page 7: 各部の名称と働き

    各部の名称と働き 前面 POWER 電源が投入(オン)されている間、点灯します。 マガジン挿入口 マガジンを挿入します。 EJECT 本機からマガジンを取り出すときに押します。 また、 液晶ディ スプレイ のメニュー を操作する と きにも使用します。 SELECT セッ ト したカー ト リ ッジを選択するときに押します。また、液晶ディ スプレイのメ ニューを操作する と きにも使用します。 ENTER SELECTボタ ンで選択したカー ト リ ッ ジをAIT ドライ ブにセ ッ トする と きに押します。 また、液晶ディ スプレイ のメニューを操作する と きにも使用します。 第...
  • Page 8 液晶ディスプレイ 本機の状態を表示します。 表示方向は、本体の設置方向に合わせて変更できます。変更のしかたは 16 ページをご覧く ださい。 水平置き表示 メッセージエリア 本機の状態を表示します。 また、状況に応じて警告メ ッセージやエラーメ ッセー ジが表示されます。 メ ッセージの言語は、 英語、 フラ ンス語、 ドイ ツ語、 スペイ ン語のいずれかに変更 できます。変更のしかたは 17 ページをご覧く ださい。 カートリッジ番号インジケーター マガジンに入っているカー ト リ ッ ジの状態を表示します。 カー ト リ ッ ジの交換中は、 そのカー ト リ ッ ジの番号が点滅します。マガジンからAITドライ ブにカー ト リ ッ ジが セッ...
  • Page 9 AITドライ ブにセッ ト されているカー ト リ ッ ジのカレン トパーティ シ ョ ンの残量の目安 を示します。 カー ト リ ッ ジがAITドライ ブにセッ ト されている ときに点灯し、 テープの走行状態を 示します。 カー ト リ ッ ジが AITドライ ブに出し入れされている間は点滅します。 TAPE AIT ドライ ブにカー ト リ ッ ジがセッ ト されている と、 緑色のラ ンプが点灯します。 また、 カー...
  • Page 10: 後面

    後面 ロータリースイッチ SCSI IDを設定します。 (13 ページ) 電源スイッチ 本機の電源をON/OFFします。 AC IN 付属の電源コー ドを接続します。 GND ( 他の機器のアース端子に接続します。 Wide SCSI Wide SCSIケーブルを使って、 ホス ト コンピューターのWide SCSIバスコネクター または他の周辺機器に接続します。 SCSI CONNECTOR SCSI ID ファン 換気扇 コネクター アース 端子 コネクター AC IN POWER 後面 第 章 概要...
  • Page 11: マガジン

    マガジン ボタン マガジンにセッ ト されたカー ト リ ッ ジを取り出すと きに押します。 カー ト リ ッ ジのセッ トのしかたについては 18 ページ、取り出しかたについては 19 ページをご覧く ださい。 ライトプロテクトタブ カー ト リ ッ ジを書き込み禁止状態にします。 このタブを左にス ライ ド しておく と、 個々 のカー ト リ ッ ジが書き込み禁止になっていなく ても、 データの書き込みができなく なり...
  • Page 12: 付属品を確認する

    第 章 準備 付属品を確認してから、本機をコンピューターや SCSI 周辺機器に接続します(12 ページ)。 接続が終わったら、 ロータ リ ースイ ッチで SCSI IDを設定します(13 ページ)。 付属品を確認する 梱包を開いたら、 本体および下記の付属品がそろっているか確認してく ださい。 不足 している ものがあったり、 何らかの損傷がある場合は、 お買い上げの販売店にご相談 く ださい。 □ AIT オー ト ローダーユニッ ト □ マガジン □ 電源コー ド □ 取扱説明書 (本書) 第...
  • Page 13: 接続のしかた

    接続のしかた SCSIバス を通して、 1台のホス ト コンピューターに15台までのSCSI周辺機器を接続で きます。 接続には、市販の Wide SCSIケーブルをお使いく ださい。 なお、本機側は 68ピンハーフピッチのコネクターを使用しています。 ご注意 • Wide SCSIケーブルを接続する と きは、 コ ンピューターおよびすべての接続機器の 電源を切ってく ださい。 • Wide SCSIケーブルのコネク ター部は最後までしっかり挿入してく ださい。 • 本機をWide SCSI バスの終端に接続する場合は、使用しない側の Wide SCSIコ ネクターに必ず市販のター ミ ネーターを取り付けてく ださい。 • 1台のホス ト コンピューターに接続するSCSIケーブルの合計の長さは3 m以内に収 める...
  • Page 14: Scsi Id の設定

    SCSI ID の設定 後面のロータ リ ースイ ッチの上下の+または−ボタ ンを押して、本機の SCSI IDを設 定します。 工場出荷時は0に設定されています。 設定するSCSI IDが表示されるまで繰り返しボ タ ンを押してく ださい。 16進数表記になっているため、 10∼15まではそれぞれA∼Fで 表されます。 7は通常はホス ト アダプターのIDに設定されているので、 それ以外の値 に設定します。 ご注意 • SCSI IDは、他の周辺機器と重複しないよ う に設定してく ださい。 • SCSI parityは enableになっています。 また、 Term powerは ONになっています。 必ず終端抵抗をSCSI バスに接続してお使いく...
  • Page 15: メニューによる設定と確認

    第 章 使いかた こ こでは、 液晶ディ スプレイ の使いかた、 カー ト リ ッ ジをマガジンにセッ トする順番、 ドラ イ ブユニッ トの使いかた、 マガジンやカー ト リ ッ ジの取り扱いかたについて説明します。 メニューによる設定と確認 液晶ディ スプレイ の表示をメニュー画面に切り換える こ とにより、本機のさ ま ざまな設 定を行う こ とができます。 また、 本機のバージ ョ ンやSCSI IDなどを確認する こ と もで きます。...
  • Page 16 Version の表示 メニュー画面で Versionを選択すると、次の画面が表示されます。 この画面では、 オー ト ローダーの機種名、 SCSI IDの番号、 フ ァームウェアのバージ ョ ン、 シ リ アル番号 を確認でき ます。 表示された画面の内容を確認します。 EJECTボタ ンを押します。 メニュー画面に戻り ます。 Contrast の調整 メニュー画面でContrastを選択すると、 次の画面が表示されます。 この画面では、 液 晶ディ スプレイ のコ ン ト ラス ト を調整でき ます。 SELECTボタ ンを押して調整します。 ENTERボタ...
  • Page 17 Orientation の設定 メニュー画面でOrientationを選択する と、 次の画面が表示されます。 この画面では、 本体の設置方向に合わせて液晶ディ スプレイ の表示方向を設定できます。 SELECTボタ ンを押して、選択する設定項目にカーソル(z )を合わせます。 Horizontal、 R-side down、 L-side down のいずれかを選択する こ とにより 、設置 方向に合わせて文字などが上向きに表示されます。 選択を無効にしてメニュー画面に戻るには、 EJECTボタ ンを押してく ださい。 ENTERボタ ンを押します。 選択した表示方向が設定され、 メニュー画面に戻り ます。 表示方向は、 メニュー 画面から抜けたと きに切り換わり ます。 メニュー画面で設定している と きは、 常に本体上部が上になる方向に表示されま す。...
  • Page 18 Language の設定 ご注意 Languageの設定を変更する と きは、 本機からマガジンを取り出しておいてく ださい。 マガジンがセッ ト されている と きは、 Language の設定は変更できません。 メニュー画面でLanguageを選択する と、 次の画面が表示されます。 この画面では、 液晶ディ スプレイ に表示されるメ ッセージの言語を設定できます。 SELECTボタ ンを押して、選択する設定項目にカーソル(z )を合わせます。 選択を無効にしてメニュー画面に戻るには、 EJECTボタ ンを押してく ださい。 選択を有効にしてメニュー画面に戻るには ENTERボタ ンを押します。 選択した言語が設定され、メニュー画面に戻り ます。 メニュー画面は常に英語で表示されます。 Language z English French German Spanish Language...
  • Page 19: カートリッジをセットする

    カートリッジをセットする マガジンには、データ用のカー ト リ ッ ジを4 巻セッ ト します。 ご注意 マガジンには必ずカー ト リ ッ ジを4巻セッ ト してく ださい。 3巻以下では本機が正常に動 作しません。 データ用のカー ト リ ッ ジは、次の手順でマガジンにセッ トする こ とを推奨します。 マガジンの下段の挿入口に、下図の向きでカー ト リ ッ ジを挿入します。 このと き、 2 → 1 の順にカー ト リ ッ ジを2 巻続けて挿入します。 第...
  • Page 20: データカートリッジの取り出しかた

    マガジンの上段の挿入口に、下図の向きでカー ト リ ッ ジを挿入します。 このと き、 3 → 4 の順にカー ト リ ッ ジを2 巻続けて挿入します。 データカートリッジの取り出しかた カー ト リ ッ ジは、マガジンから次の手順で取り出します。 マガジンのボタ ンを押しながら、 マガジン底部の溝の後端に指をかけ、 カー ト リ ッ ジを前にス ライ ド させて押し出します。 マガジン上段への挿入 マガジン後部からのスライド 第 章 使いかた...
  • Page 21 手順 1を繰り返して、 カー ト リ ッ ジを3 巻取り出します。 マガジン挿入口を上に向け、 上下させて手のひらなどの柔らかいものに軽く 当て ます。 マガジン上段のカー ト リ ッ ジが下段に移動します。 手順1と同じ要領で、 下段に移動したカー ト リ ッ ジをスライ ドさせて取り出します。 第 章 使いかた カートリッジのマガジン下段への移動...
  • Page 22: Ait オートローダーユニットを使う

    オートローダーユニットを使う 後面の POWERスイ ッチを入れます。 電源が入り、 POWERイ ンジケーターが点灯します。セルフチェ ックが始ま り、 BUSYイ ンジケーターとTAPEイ ンジケーターがしばら く 点灯します。 2 つのイ ンジケーターが消灯したら、マガジンを挿入します。 マガジンがセッ ト される と次のよ う に動作します。 • 液晶ディ スプレイ に 「Magazine Loading」 と表示されてから、マガジン内のカー ト リ ッ ジのチェ ッ クが始ま り ます。 • マガジンが書き込み禁止のときはライ ト プロテク ト イ ンジケーター( ます。...
  • Page 23: データカートリッジの選択

    データカートリッジの選択 マガジンにセッ ト されたカー ト リ ッ ジは、 必要に応じてコンピューターのソフ ト ウェアから 選択できます。 また、 本機のSELECTボタ ンとENTERボタ ンを使って、 以下の手順でカー ト リ ッ ジを 選択する こ と もできます。 SELECTボタ ンを押します。 液晶ディ スプレイ にカー ト リ ッ ジの番号が表示されます。 SELECTボタ ンを押すた びに、 カー ト リ ッ ジの番号が順次切り換わり ます。 選択されたカー...
  • Page 24: マガジンを排出させるには

    マガジンを排出させるには EJECTボタ ンを押します。 液晶ディ スプレイ に 「Magazine Ejecting」 と表示され、 AIT ドライ ブにセッ ト されている カー ト リ ッ ジがマガジンに収納されてから、自動的にマガジンが排出されます。 マガジンの排出には約 ご注意 BUSYイ ンジケーターの点滅中は、 EJECTボタ ンを押しても何も動作しません。 分かかる こ とがあり ます。 マガジンの排出 第 章 使いかた...
  • Page 25: 本機の取り扱い

    第 章 取り扱いについて 本機の取り扱い 安全にお使いいただくために ■ 電源 □ AC 100∼120V/200∼240Vでお使いく ださい。 □ 複写機やシュ レッダーのよ う な消費電力の大きい機器と同じコ ンセン ト から、 電源 をと らないでく ださい。 ■ 電源コードの取り扱い □ コー ドの上に重いものをのせたり落と したり して、 傷をつけないよう にご注意く だ さい。傷がついたまま使う と危険です。 □ 電源コー ドをコ ンセン トから抜く ときは、 必ずプラグを持って抜いてく ださい。 コー ドを引っ張る...
  • Page 26: その他ご注意いただきたいこと

    ■ 通風 本体内部の温度上昇を防ぐため、 動作中に布などで包んだり 、 空気の流通の悪いと ころに置いたり しないでく ださい。 内部が高温になる と正常に動作しなく なる こ とがあ り ます。 ■ 急激な温度変化は避けてください 寒いと ころから暖かいと ころに移したり 、室温を急激に上げたと きは、内部に結露が 起こる場合があ り ます。 急激な温度変化があった直後は使わずに、 1時間以上待って からお使いく ださい。 結露が起きたままマガジンを入れる と、 本体や AITドライ ブ、 マ ガジンにセッ ト されたカー ト リ ッ ジなどが損傷する こ とがあり ます。 結露が起きている可 能性がある...
  • Page 27 ■ 設置 水平な場所に設置しないと、マガジンが落下する こ とがあ り ます。 第 章 取り扱いについて...
  • Page 28: マガジンおよびカートリッジの取り扱い

    マガジンおよびカートリッジの取り扱い 取り扱い上のご注意 □ マガジンおよびカー ト リ ッ ジに激しい振動を与えたり 、 落と した り しないでく ださい。 □ カー ト リ ッ ジは、 AIT ドライ ブにセッ ト される と自動的にリ ッ ドが開く よ う になっていま □ マガジンおよびカー ト リ ッ ジは工場出荷時に精密に調整されていますので、 分解 □ マガジンのタブとカー ト リ ッ ジのツメは、 不要なデータを誤って書き込まないため す。カー...
  • Page 29: 保管上のご注意

    □ 温度差の激しい所や湿気の多い所では、 結露によ り書き込み、 読み取りができ なく なる こ とがあ り ます。 □ 書き込み、読み取りの必要がないと きは、 カー ト リ ッ ジを不必要にAITドライ ブに 出し入れしないでく ださい。 保管上のご注意 □ マガジンはケースに入れて保管してく ださい。 □ ほこ りやち りの多い所、 直射日光の当たる所、 暖房機の近く 、 湿気の多い所には 保管しないでく ださい。 □ 自動車のダッ シュボー ドや ト レーには絶対に置かないでく ださい。 第...
  • Page 30: ヘッドクリーニングについて

    ヘッドクリーニングについて AITオー ト ローダーユニッ トの信頼性を維持するため、 別売りのク リ ーニングテープを 使って定期的にヘッ ドのク リ ーニングを行ってく ださい。 ク リーニングが必要になると、液晶ディ スプレイにクリーニングリクエス トの表示 ( 「CleanReq」 )が出ます。 クリーニングのしかた マガジンに3巻のデータ用のカー ト リ ッ ジと1巻のク リ ーニングカー ト リ ッ ジをセ ッ ト し ます。 マガジンをオー ト ローダーにセ ッ ト します。 SELECTボタ...
  • Page 31: 主な仕様

    付録 主な仕様 性能 記憶容量 約100G∼200Gバイ ト (圧縮、 AIT-1テープ 4 巻使用時) ビッ トエラーレー ト 10 以下 データ転送速度(TAPE) 3 M バイ ト/ 秒(非圧縮時) 6 M バイ ト/ 秒(圧縮時) バース ト データ転送速度(SCSI) 10 M バイ ト/ 秒(最大、非同期) 20 M バイ ト/ 秒(最大、同期) マガジンイ ン/アウ ト時間 2.5 秒...

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