〈負荷電流表示LED〉
負荷電流表示LEDの基準となる電流値は、特性の設定に対応して
変わります。
表21-1
用途区分
リ レータイ プ
WS
WS1
一般保護用
WS2
WS3
WM
WM1
発電機保護用
WM2
WM3
WB
WB1
特殊用途用
WB2
WB3
注) WSタ イ プの 「OVER」 およびWMタ イ プの 「100%」 のLEDが点灯している場合は、
LTDピ ッ クアッ プ電流を超えており、 所定時間後に遮断器が ト リ ッ プ動作します。
〈制御電源〉
トリップ原因表示(LED、接点出力)の動作、計測拡張モジュール、ディスプレイ等に必要です。過電流・短絡保護に関しては、制御電
源が無い場合でも内部CTのエネルギーで動作します。
表21-2 電源の種類と接点出力
電源タイ プ
定格電圧
AC・DC 100-240V
P1
P2
DC 24-60V
AC 100-240V
P3
DC 100-125V
DC 24-60V
P4
DC 100-240V
P5
表21-5 6接点の自己保持/自動リセッ トの設定
①
②
③
LTD
STD/INST
G1/E1/AP
自己保持式
自己保持式
下図参照
ダイヤル設定
G1
E1
TRIP側
自己保持式
自己保持式
ALARM側
自動リセッ ト式
自動リセッ ト式
電源タイプ P3、P4 の場合、接点出力には高感度リレーを使用しているため、盤設置条件により遮断器開閉等で接点出力がチャタ
リングノイズ(1ms 程度の誤出力)を発生することがあります。応答性の速いシーケンスで用いる場合は数 ms 程度のフィルター回
路設置をするかサンプリング 2 重読込み等を行ってください。
LED表示の
LED表示
基準となる電流
OVER
100
Iu
80
連続通電電流
60
%Iu
100
80
I
L
60
長限時電流
40
%I
L
OVER
100
Ir
80
定格電流
60
%Ir
電源容量の目安
アラーム出力数
15VA
-
10VA
-
15VA
6接点
10VA
6接点
15VA
6無接点 (SSR)
④
⑤
⑥
PAL
TAL
ERR.
自動リセッ ト式
自動リセッ ト式
自動リセッ ト式
自己保持式......リ セ ッ トする ま で出力
AP
状態を保持します
−
自動リ セ ッ ト式...通常状態に戻れば出
自動リセッ ト式
力は リ セ ッ ト さ れます
〈プレアラーム動作〉
プレアラーム電流設定 (Ip) を越えるとPAL LEDが点滅し、長限
時動作時間 (T
) の1/2を経過すると点灯し、接点出力します。
L
動作時間は特性曲線を参照してください。
Ip
負荷電流
PAL LED
PAL接点出力
表21-3 接点容量 (電源タイプ P3, P4)
電圧 (V)
240
AC
120
125
DC
30
表21-4 通電容量 (電源タイプ P5)
電圧 (V)
240
AC
120
240
DC
30
注 意
電流
点灯
点滅
ON
1/2 T
L
経過時間 t
抵抗負荷cos φ =1.0
誘導負荷cos φ =0.4 L/R=0.7
1A
0.5A
1A
1A
0.1A
0.05A
1A
1A
電流
ピーク電流
オン抵抗 (最大)
0.1A
0.3A
0.1A
0.3A
0.1A
0.3A
0.1A
0.3A
OFF
5Ω
5Ω
5Ω
5Ω
J − 21