Sony MJ100 Instruction Manual

Sony MJ100 Instruction Manual

Interpolator
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インターポレータ / Interpolator / Interpolator
MJ100 / MJ110
お買い上げいただき、ありがとうございます。
ご使用の前に、この取扱説明書を必ずお読みください。
ご使用に際しては、この取扱説明書どおりお使いください。
お読みになった後は、後日お役に立つこともございますので、必ず保管してください。
Read all instructions in the manual carefully before use and strictly follow them.
Keep the manual for future references.
Lesen Sie die ganze Anleitung vor dem Betrieb aufmerksam durch und folgen Sie beim Betrieb des Geräts den
Anweisungen. Bewahren Sie diese Bedienungsanleitung zum späferen Nachlesen griffbereit auf.
デジルーラ
/Digiruler
取扱説明書 / Instruction Manual / Bedienungsanleitung

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Summary of Contents for Sony MJ100

  • Page 1 インターポレータ / Interpolator / Interpolator MJ100 / MJ110 お買い上げいただき、ありがとうございます。 ご使用の前に、この取扱説明書を必ずお読みください。 ご使用に際しては、この取扱説明書どおりお使いください。 お読みになった後は、後日お役に立つこともございますので、必ず保管してください。 Read all instructions in the manual carefully before use and strictly follow them. Keep the manual for future references. Lesen Sie die ganze Anleitung vor dem Betrieb aufmerksam durch und folgen Sie beim Betrieb des Geräts den Anweisungen.
  • Page 2 [For the customers in U. S. A.] [ For EU and EFTA countries ] WARNING CE Notice Making by the symbol CE indicates compliance of the EMC This equipment has been tested and found to comply with directive of the European Community. Such marking is the limits for a Class A digital device, pursuant to Part 15 of indicative meets of exceeds the following technical...
  • Page 3 安全のために 当社の製品は安全に充分配慮して設計されています。しかし、操作や設置時にまちがっ た取扱いをすると、火災や感電などにより死亡や大ケガなど人身事故につながることが あり、危険です。また、機械の性能を落としてしまうこともあります。 これらの事故を未然に防ぐために、安全のための注意事項は必ず守ってください。操作 や設置、保守、点検、修理などを行う前に、この 「安全のために」 を必ずお読みください。 警告表示の意味 このマニュアルでは、次のような表示をしています。表示内容をよく理解してから本文 をお読みください。 警告 この表示の注意事項を守らないと、火災や感電などにより死亡や大ケガなど人身事故に つながることがあります。 注意 この表示の注意事項を守らないと、感電やその他事故によりケガをしたり周辺の物品に 損害を与えることがあります。 (J) i...
  • Page 4 警告 ・ 表示された電源電圧以外での電圧で使用しないでください。火災や感電の原因となる 恐れがあります。 ・ 濡れた手による取付作業はおやめください。感電の原因となる恐れがあります。 ・ 本体を分解や改造をしないでください。ケガの恐れや、内部回路が破損することがあ ります。 注意 ・ 作業を行なう前には、装置の状況をよく確かめて作業の安全を確保してください。 ・ 電源などの駆動源は必ず切って作業をしてください。火災や事故の原因となります。 ・ 電源などを入れて動かす場合は、周辺機械や装置などに指を挟まれないように十分注 意してください。 ii (J)
  • Page 5: Table Of Contents

    目次 1. ご使用になる前に 1. ご使用になる前に ............... 1 このたびは当社製品をお買い上げいただきまことにありが 1-1. 一般的な注意事項 ............. 1 とうございます。 1-2. 設置上のご注意 ............2 この説明書を最後までよくお読みいただき、本装置の持つ 1-3. 取付場所について ............. 2 機能を十分にご活用ください。また、取扱説明書は大切に 保存してください。 2. 概要 ..................3 1-1. 一般的な注意事項 3. 使用方法 ................4 3-1. 各部の名称 ..............4 3-2. 分解能および出力位相差について ......5 以下は当製品を正しくお使い頂くための一般的注意事項で...
  • Page 6: 設置上のご注意

    1-2. 設置上のご注意 1-3. 取付場所について 本機器を設置されるとき、他機器からのノイズ防止のため . このセットは周囲温度範囲 0〜45 dC以内で、直射日光や熱 以下の点にご注意ください。 源を避けて風通しの良い場所を選んで使用してください。 . ヘッドケーブルおよび出力ケーブルは動力ラインとは別 本機器に結合して使用されるリレー、ソレノイド、 配線してください。 モータなどにはノイズ防止の対策をしてください。 . インターポレータ本体を水滴等がかかるような場所に設置 電源ラインに他機器からのノイズが混入する恐れのあ する場合は、カバーをかけるなどの防水処理を行ってくだ る場合、そのノイズ防止対策をしてください。 さい。 出力ケーブルは、取扱説明書にしたがってシールド処 理を正しく行ってください。 また、本機器はアース線またはネジ止めによる固定な どで、機械本体と共に必ず接地をとるようにしてくだ さい。 2 (J)
  • Page 7 2. 概要 この製品は、産業機械用1軸筐体型インターポレータです。 主な特長 別売りのヘッドユニットPL25とスケールユニットSL110、 SL130、またヘッドユニットPL60とスケールユニットSL331 . 1軸筐体型ユニットの組み合わせで簡単に多軸構成ができ を組み合わせることにより、2〜100 um分解能のA/B相信号 ます。 を出力します。 . DC4.5 V〜6 V (MJ100)、DC11 V〜31 V (MJ110) の単電源 で動作します。 商品構成図 . 別売りのSET-P16-1を接続することにより、A/B相同期原 点を出力することができます。 . A/B相信号同期原点出力が可能です。 MJ100 MJ110 インターポレータ部 . 出力信号は、A/B相信号、U/V/W相信号 (MJ100のみ) 、原 点信号、アラーム信号があります。 MJ100はRS-422準拠 (MC34C87相当) の電圧差動型ライン ドライバ出力、MJ110はオープンコレクタ出力を使用して います。 PL25 PL60 ヘッドユニット部 . 検出ヘッドとの接続に小型形状のミニDINコネクタを使用 しているため、配管の中などへの配線も容易に行うこと ができます。 SL110/SL130 SL331 スケールユニット部 (J) 3...
  • Page 8: 使用方法

    3-1. 各部の名称 MODEスイッチ 原点設定、A/B相の方向性、分解能を設 MODE 定します。  MODEスイッチ ABSランプ 原点入力信号がONのとき点灯します。  ABSランプ POS.ランプ OFF OFF ON OFF 原点設定時に使用します。  POS.ランプ OFF ON ON ON LEVEL ALARMランプ  ALARMランプ SPEED アラーム発生時に点灯します。LEVELは MJ100 入力信号のレベルアラーム、SPEEDは速 度超過アラームです。 出力コネクタ 電源入力用、各信号出力用コネクタです。 原点コネクタ 原点信号入力用コネクタです。  ヘッドケーブルコネクタ  出力コネクタ ヘッドケーブルコネクタ  原点コネクタ ヘッドユニット信号入力コネクタです。 図3-1. 4 (J)
  • Page 9: 分解能および出力位相差について

    3-2. 分解能および出力位相差について MJ100/110は、図3-2に示すようなA/B相、アラーム、原点信号を出力します。 最小位相差: Tw  (MJ100: 100 ns) Tw +Nx100 ns Tw Tw Tw Tw N: 移動速度により変動 ハイインピーダンス 設定分解能 (出荷時PL25: 10 um、PL60: 4 um) 移動方向反転 (電圧差動型ラインドライバ出力のみ) 1/4 Z 400 ms 図3-2 . スケールの移動量は100 nsごとに検出され、移動量に比例した位相差で出力されます。位相差量は、100 nsの整数倍で変化します。 . 最小位相差 Tw: 100 nsは電圧差動型ラインドライバ出力の場合であり、オープンコレクタ出力は負荷抵抗やケーブル長に よって異なります。 . アラーム信号出力はアラームが発生してから約400 ms以上出力され、アラームとなる原因が排除された時点で自動的に解 除されます。 (J) 5 . アラーム信号出力時、A/B相はハイインピーダンスになります。(MJ100)
  • Page 10 MJ100は、図3-3に示すようなU/V/W相を出力します。 TM (原点出力Zモード時、A相1周期) U相 V相 W相 各エッジ間の位相 P1〜P6 λ 図3-3 . λ (PL25: 5 mm/PL60: 2 mm)を電気角360dとした出力波形です。 . Zパルス (A相1周期幅)のセンターでU相が立ち下がります。U相は、A/B相のA相と同期します。 . P1〜P6は各エッジ間の位相関係です。 P = 60d ±3.6d . アラーム出力時にU/V/W相はハイインピーダンスにはなりません。 6 (J)
  • Page 11: 分解能の設定

    3-2-1. 分解能の設定 3-2-2. 1/2分割機能の設定 分解能とは、A相のエッジとB相のエッジの位相差のことを 1/2分割機能の設定により表1の分割数を半分 (分解能を倍) 指します。MJ100/110は検出ヘッドからのスケール信号を にすることができます。 40〜1000分割することができます。 出荷時設定は500分割 (PL25: 10 um, PL60: 4 um)となりま 1/2分割機能の設定はMODEスイッチ10で行います。 す。分解能を変更したい場合はMODEスイッチ6〜9を表1の MODEスイッチ10 1/2分割機能 ように設定してください。 1/2分割なし 1/2分割あり 分割数 分解能 (um) MODEスイッチ 出荷時設定はON (1/2分割なし) となります。 PL25 PL60 1000 例: PL25で分割数100のときの分解能 MODEスイッチ10 分割数/分解能 100/50 um 50/100 um 12.5 例: PL25で分割数500のときの分解能 MODEスイッチ10 分割数/分解能 500/10 um 250/20 um 注意  表1 1/2分割機能 (MODEスイッチ10) は、A/B相同期原点に関係 しません。「3-3. 原点の使用方法」をご参照ください。 (J) 7...
  • Page 12: 出力位相差について

    3-2-3. 出力位相差について 3-2-4. 方向切り替え MJ100/110の出力位相差はスケールの移動速度により最小位 MODEスイッチ5の切り替えにより、スケールの移動方向に 相 (MJ100: 100 ns, MJ110: 1 us) からN×100 ns (N:整数) の幅 対するA/B相出力の位相関係を切り替えることができます。 で連続して変化します。 位相差の定義については図3-2をご参照ください。 注意 MJ100のU/V/W相は、MODEスイッチ5を切り替えても位相 注意 関係は変わりません。 . MJ100は最小位相差が短いため、接続される受信装置が受 信できない場合があります。 受信装置の能力に応じた移動速度でご使用ください。 . MJ110のオープンコレクタ出力の場合、ケーブル長や負荷 抵抗により最小位相差が変化します。 MJ110の最小位相差1 usは、アラームを出力する最小位相 差です。出力ケーブル長30 mで負荷電流50 mAの場合、位 相差は約2 usでトランジスタが追従しない場合がありま す。 8 (J)
  • Page 13: 原点の使用方法

    . 1/2分割機能 (MODEスイッチ10) は、A/B相同期原点に関 3-3. 原点の使用方法 係しません。原点出力はMODEスイッチ6〜9で設定され た分割時のA相の周期で決まります。そのため1/2分割あ MJ100/110は、別売りの原点センサSET-P16-1を原点入力コ り (MODEスイッチ10 OFF) で使用した場合はA/B相同期 ネクタに接続したとき、A/B相に同期した原点出力信号を得 原点になりません。 ることができます。 1/2分割なし MODEスイッチ4の設定により原点出力信号幅を次のように A相 切り替えることができます。 (図3-2参照)  B相  1/4Zモード  A相とB相が共にHighレベルの Z相 間、同期原点を出力します。 MODEスイッチ4 Zモード 1/2分割あり A相1周期の間、同期原点を出 力します。 A相  B相 SET-P16-1の原点信号の幅は、約8 mmあります。   原点出力は、スケールの移動方向に対して両方向で出力され Z相 るため移動方向で原点位置の差異が生じることがあります。 . 1/2分割あり (MODEスイッチ10 OFF) で、原点出力信号幅 必ず原点設定を行った原点取込み方向でご使用ください。...
  • Page 14: 原点設定

    3-4. 原点設定 . 同期原点の再現精度をあげるため、原点設定を行うとき MJ100/110はA/B相出力と同期した原点を出力させるため に、任意位置に取付けた原点センサとスケールの位置関係 と、始業時の原点検出を行うときの原点通過速度は、同 を設定する必要があります。原点を使用する場合は、ス じ速度にしてください。 ケールおよび原点センサを取付けた後、以下の設定を必ず . MJ100/110にSET-P16-1を接続したときの原点最大応答速 行ってください。 度は、60 m/minです。 . 原点設定時および原点検出時の原点通過速度は、1 mm/s 原点を取込む方向とは逆方向にスケールを移動させ原 以上の速度でご使用ください。 点を通過させます。このときABSランプが消灯してい ることを確認してください。 MODEスイッチ3をONにします。原点設定モードにな り、POS.ランプがすべて消灯します。 スケールを移動し、原点を通過させます。 POS.ランプが1つ点灯します。 点灯したPOS.ランプに対応するMODEスイッチ1、2を 設定します。 (表2参照) MODEスイッチ3をOFFにします。 MODE設定 POS・ランプ 表2 10 (J)
  • Page 15: 最大応答速度

    3-5. 最大応答速度 3-6. アラーム信号 MJ100の出力位相差は100 nsから、MJ110は1 usから、それぞ アラーム信号は、スケールの移動速度が最大応答速度を超 れ100 nsごとにのびる方向に連続して変化します。 えたとき、検出ヘッドからの信号レベルが規定値より低い 最大応答速度は出力位相差と分解能で決定され、図5-1のグラ 場合、ヘッドケーブルが断線した場合、ノイズなどによる フのような関係となります。 誤動作が生じた場合などに約400 ms出力されます。 最大応答速度の超過によるアラーム信号は最小位相差が この時間内にアラームの原因となる要因が排除された場合 100 ns以下 (MJ110は、1 us以下) になったとき出力されます アラームは約400 ms後に自動的に解除されますが、アラー が、加速度の超過によるアラーム信号は位相差が100 ns以上 ム状態が約400 ms以上続く場合はアラームの原因となる要 でも出力されることがあります。 因が排除された時点で解除されます。 アラーム発生時にはアラームランプが点灯し、MJ100はAL出 注意 力がHigh、*AL出力がLowになります。このときPCA、 MJ110のオープンコレクタ出力はケーブル長、負荷抵抗値に *PCA、PCB、*PCB出力は、ハイインピーダンスとなりま よって変化しますが、トランジスタの性能上、速いタイミ す。 ング変化に追従できません。このため速度アラームが出力 MJ110は、AL出力がHigh (OFF) となります。 される前にA/B相が正常に出力されず受信装置が受信できな くなることがあります。 なお、MJ110は、位相差が1 us以下 になるとアラームを出力します。(3-2-3. 出力位相差について を参照) (J) 11...
  • Page 16: 電源の使用方法

    3-7. 電源の使用方法 3-8. 本体の取付け 電源の供給には、図3-1.に示す出力コネクタに以下のような 本体の取付けは、上下の取付け穴に付属の取付けネジ (M4 電源を入力してください。 x 10) をご使用ください。 取付け穴の寸法については、「6. 外形寸法図 」を参照して MJ100 MJ110 ください。またヘッドケーブルコネクタ、原点コネクタ出 電源電圧 DC4.5 V〜6 V DC11 V〜31 V 力コネクタを接続する場合は図3-1. に示す各々の位置にカ 本製品の電源投入時における入力突入電流は、MJ100で5 V チッと音がするまで差し込んでください。 入力時約3 A peak (10 ms)、MJ110で12 V入力時約2 A peak 取付けた後はそれぞれのコネクタに不要な力がかからないよ (10 ms) ありますので、短絡保護回路付の電源の使用を推奨 うに注意してください。故障や断線の原因となります。 します。 MJ100/110は電源投入後約0.1秒間、何も出力しません。 また、電源を切断したとき一時的に信号を出力することが あり、この信号がシステム全体に誤動作を発生させること O FF があります。 O FF O FF O FF O FF これを防止するために電源投入、切断の順序は次のように 出力コネクタ...
  • Page 17: 付属のフェライトコアについて

    3-9. 付属のフェライトコアについて 他の機器からのノイズによる誤動作を防止するため、付属 のフェライトコアをヘッドケーブルに装着してご使用くだ さい。 装着はインターポレータにもっとも近い位置にしっかりと 固定してください。 延長ケーブルを使用する場合には、延長ケーブルのイン ターポレータ側の端に装着してください。 O FF O FF O FF O FF O FF 入出力コネクタ フェライトコア ヘッドケーブル (J) 13...
  • Page 18: 出力コネクタ

    4. 出力コネクタ 使用コネクタ: MJ100 (電圧差動型ラインドライバ出力) レセプタクル: PCR-E20LMDT (本多通信工業製) *PCA *PCB *PCZ 付属品 +Vcc プラグ: PCR-E20FS (本多通信工業製) (図4-1.) +Vcc +Vcc プラグケース: PCS-E20LC (本多通信工業製) *ALM MJ110 (オープンコレクタ出力) 付属のプラグ (PCR-E20FS)を使用する場合は図4-1を参考に して接続してください。 +Vcc +Vcc +Vcc HONDA 図4-1. 注意 . 空欄の端子には、ケーブルを接続しないでください。 . +Vcc (電源電圧) はMJ100とMJ110で異なります。 規定範囲外の電圧は投入しないでください。故障の原因 となります。「3-7. 電源の使用方法」をご参照ください。 . 0 Vは回路GNDです。本体筐体などのフレームGNDには 接続されていません。 14 (J)
  • Page 19 電圧差動型ラインドライバ出力 (MJ100) 出力仕様図 . 受信回路には、MC34C86 (相当品)を使用してください。 . 電源電圧は、インターポレータ入力部でDC4.5 V〜6 Vを 出力ケーブルについて 満足するようにしてください。 出力コネクタに接続するケーブルは、下図のようなシール 50 m以下 ドされたケーブルを使用してください。 ケーブルのインターポレータ側のシールド線は、出力コネ MJ100 受信装置 クタのケースに接続してください。 また、ノイズ混入防止のため、極力短くしてください。 出力: A/B相,原点信号, ケーブル断面図 アラーム信号 外被 U/V/W相 AWG28以上の太さの ツイストペア線 編組シールド +5 V オープンコレクタ出力 (MJ110) . 出力ケーブルは太さをAWG26または28を用い、長さを 30 m以下としてください。 . 電源電圧は、インターポレータ入力部でDC11 V〜31 Vを 満足するようにしてください。 (J) 15...
  • Page 20 5. 仕様 分解能 「3-2-1.分解能の設定」をご参照ください。 最大応答速度 応答速度は位相差によって変化します。 最小位相差 MJ100: 100 ns MJ110: 1 us 「3-5. 最大応答速度」、図5-1. 位相差と応 「3-2-3.出力位相差について」をご参照くだ 答速度の関係をご参照ください。 さい。 外部原点およびケーブル長 接続対象ヘッドおよびスケール SET-P16-1が使用できます。 PL25 +SL110、SL130 最大31.5 m PL60 +SL331 アラーム信号 「3-6.アラーム信号」をご参照ください。 接続ヘッドケーブル長 電源 MJ100: DC4.5 V〜6 V 最大33m 出力信号 図3-2. 図3-3.をご参照ください。 MJ110: DC11 V〜31 V 原点信号 原点信号出力は、設定によりA相信号の1周 消費電力 MJ100: 4 W 期  (Zモード)  、A相、B相の信号がともに MJ110: 3 W Highレベルのときに出力するモード  (1/4 使用温度範囲 0〜+45 dC モード) があります。図3-2参照...
  • Page 21 別売アクセサリ 注意 . ヘッド用延長ケーブル 最小位相差は、インターポレータ出力での最小値であ り、スケールの移動速度、出力ケーブルの長さ、線間 型名 ケーブル長 容量などの影響により大きくなることがあります。 CE08-1 1 m CE08-3 3 m 最小位相差は、出力ケーブルの長さ、線間容量、受信 CE08-5 5 m 機の負荷などの影響により変化します。 CE08-10 10 m 最大応答速度は以下の表のような関係となっています。 CE08-15 15 m . 原点用延長ケーブル 位相差と応答速度の関係 型名 ケーブル長 10000 CE15-3 3 m CE15-5 5 m 1000 CE15-10 10 m CE15-15 15 m . 出力コネクタ付きケーブル 型名 ケーブル長...
  • Page 22: 外形寸法図

    6. 外形寸法図 単位: mm (13) 13 Ø4.5 MODE OFF OFF ON OFF OFF ON ON ON LEVEL SPEED MJ100 18 (J)
  • Page 23 Safety Precautions Sony Manufacturing Systems Corporation products are designed in full consideration of safety. However, improper handling during operation or installation is dangerous and may lead to fire, electric shock or other accidents resulting in serious injury or death. In addition, these actions may also worsen machine performance.
  • Page 24 Warning • Do not use this unit with voltages other than the specified supply voltage as this may result in fire or electric shock. • Do not perform installation work with wet hands as this may result in electric shock. •...
  • Page 25: Notes To Users

    1-3. Installation ............2 1-1. General precautions 2. Introduction ..............3 3. Operation ..............4 When using Sony Manufacturing Systems Corporation 3-1. Name of each part ..........4 products, observe the following general precautions along 3-2. Resolution and output phase difference .... 5 with those given specifically in this manual to ensure proper 3-2-1.
  • Page 26: Precautions

    1-3. Installation When installing the MJ100/MJ110, observe the following to . Use the MJ100/MJ110 in the temperature range of 0 to prevent noise interference from other equipment. 45dC / 32 to 113dF. Do not expose it to the sunlight or source of heat.
  • Page 27: Introduction

    A/B signals with a . The MJ100 operates on 4.5 to 6 V DC power supply. resolution from 2 to 100 um. . The MJ110 operates on 11 to 31 V DC power supply.
  • Page 28: Operation

    Lights when an alarm is generated. LEVEL LEVEL ALARM lamp SPEED indicates a level alarm for the input signal, MJ100 while SPEED indicates an excess speed alarm. Output connector This connector is used to input power and to output each signal.
  • Page 29: Resolution And Output Phase Difference

    3-2. Resolution and output phase difference The MJ100/110 outputs A/B phase signals, an alarm signal, and reference point signals as shown in Fig. 3-2. Minimum phase difference : Tw : (MJ100 : 100 ns) Tw +Nx100 ns Tw Tw Tw Tw...
  • Page 30 The MJ100 outputs U/V/W phase as shown in Fig. 3-3. TM (1 cycle of A phase when reference point output is in Z mode) U phase V phase W phase Phase between each edge P1 to P6 λ Fig. 3-3 .
  • Page 31: Setting Resolution

    A and B phase edges. number of divisions (double the resolution) given in Table 1. The MJ100/110 can split scale signals from the detection head into 40 to 1000 divisions. The default setting is 500 The 1/2 division function setting is made using MODE divisions (PL25: 10 um;...
  • Page 32: Output Phase Difference

    (100 ns output versus the direction of movement of the scale by for the MJ100; 1 us for the MJ110) at a width of N X 100 ns switching MODE switch 5. (N: integer) according to the travel speed of the scale. Refer to Fig.
  • Page 33: Using The Reference Point

    The reference point output is determined by the A-phase cycle during division that was set by MODE switches 6 to With the MJ100/110, when the optionally available SET- 9. As a result, when the scale is used when 1/2 division is...
  • Page 34: Setting The Reference Point

    3-4. Setting the reference point With the MJ100/110, in order for the interpolator to output . In order to increase accuracy in reproducing the reference point signals which are in synchronization with synchronized reference point, be sure that the speed at...
  • Page 35: Maximum Response Speed

    When an alarm is output, the alarm lamp will light and AL (MJ110) , it may be output even when the phase difference output of the MJ100 will go high and *AL output will go low. is higher than this if acceleration is excessive.
  • Page 36: Supplying The Power

    Note . Always cover the connector socket of the reference point As part of a self-check, all lamps of the MJ100/110 will turn connector with the supplied connector cap when the on for approximately 0.4 seconds after power is turned on.
  • Page 37: Supplied Ferrite Core

    3-9. Supplied ferrite core To prevent malfunctions caused by noise from other equipment, attach the supplied ferrite core to the head cable. Firmly secure the ferrite core to the position nearest to the interpolator. When using an extension cable, be sure to attach the ferrite core to the extension cable end nearer the interpolator.
  • Page 38: Output Connector

    . Do not connect any cable to a pin which has no description. . +Vcc (power supply voltage) differs for the MJ100 and MJ110. Do not input voltages outside the specified range as this may result in damage to equipment. For details, see “3-7.
  • Page 39 Voltage-differential line drivers output (MJ100) Output Specifications . Use the MC34C86 or its equivalent for the receiver circuit. . Make sure that the power supply voltage is in the range Output cable 4.5 V DC to 6 V DC at the input terminal to the interpolator.
  • Page 40: Specifications

    Max. 31.5 m Max. 33m Alarm signal See “3-6. Alarm signal”. Output signal See Fig. 3-2 and Fig. 3-3. Power voltage MJ100: DC 4.5 V to 6 V Reference point signals MJ110: DC 11 V to 31 V Power consumption...
  • Page 41 Separately Sold Accessories Note 1. The minimum phase difference is represented by the lowest . Extension cables for the head value among the interpolator outputs, but it may increase due to the effects of the scale travel speed, output cable length, line Model Cable Length capacitance, etc.
  • Page 42: Dimensions

    6. Dimensions Unit : mm/inch 26/1.02" 93/3.66" (13)/(0.51") 13/0.51" 1/0.04" Ø4.5/Ø0.18" 3/0.12" MODE OFF OFF ON OFF OFF ON ON ON LEVEL SPEED MJ100 4.5/0.18" 18 (E)
  • Page 43 Sicherheitsmaßnahmen Bei dem Entwurf von Sony Manufacturing Systems Corporation Produkten wird größter Wert auf die Sicherheit gelegt. Unsachgemäße Handhabung während des Betriebs oder der Installation ist jedoch gefährlich und kann zu Feuer, elektrischen Schlägen oder anderen Unfällen führen, die schwere Verletzungen oder Tod zur Folge haben können. Darüber hinaus kann falsche Anwendung die Leistung der Maschine verschlechtern.
  • Page 44 Warnung • Betreiben Sie dieses Gerät nur mit der vorgeschriebenen Versorgungsspannung, da anderenfalls die Gefahr von Feuer oder elektrischen Schlägen besteht. • Führen Sie Installationsarbeiten nicht mit nassen Händen aus, da hierbei die Gefahr elektrischer Schläge besonders groß ist. • Unterlassen Sie jeden Versuch, das Gerät zu zerlegen oder umzubauen, da dies zu Verletzungen oder Beschädigung der internen Schaltungen führen kann.
  • Page 45 1-1. Allgemeine Vorsichtsmaßnahmen 3. Betrieb ..............4 3-1. Teilebezeichnungen .......... 4 3-2. Auflösung und Ausgangsphasendifferenz ..5 Beim Einsatz von Geräten von Sony Manufacturing 3-2-1. Einstellung der Auflösung ......7 Systems Corporation sind die folgenden allgemeinen 3-2-2. Einstellung der 1/2-Teilfunktion ....7 V o r s i c h t s m a ß...
  • Page 46: Allgemeine Hinweis Für Den Betrieb

    1-2. Allgemeine Hinweis für den Betrieb 1-3. Installation Um Störungen durch andere Anlagen zu vermeiden, ist bei . Betreiben Sie den MJ100/MJ110 an einem gut der Installation des MJ100/MJ110 auf folgendes zu achten. ventilierten Platz, der eine Temperature zwischen 0dC und +45 dC aufweist und keinem prallen Sonnenlicht 1.
  • Page 47: Einleitung

    PL25 und den Maßstabseinheiten SL110, SL130, PL60 Konfiguration ohne weiteres durchführbar. und SL331 liefert er A/B-Quadratursignale mit einer . Der MJ100 arbeitet mit 4,5 bis 6 V Geleichstrom. Auflösung von 2 bis 100 um. . Der MJ110 arbeitet mit 11 bis 31 V Gleichstrom .
  • Page 48: Betrieb

    ON ON LEVEL zeigt einen Pegelalarm für das Eingangssignal an, während SPEED einen LEVEL ALARM-Lampe SPEED Übergeschwindigkeitsalarm anzeigt. MJ100 Ausgangs-Steckverbinder Dieser Steckverbinder wird für die Stromeingabe und die Ausgabe der einzelnen Signale verwendet. Bezugspunkt-Steckverbinder Dieser Steckverbinder wird für die E i n g a b e d e s B e z u g s p u n k t s i g n a l s verwendet.
  • Page 49: Auflösung Und Ausgangsphasendifferenz

    3-2. Auflösung und Ausgangsphasendifferenz Der MJ100/110 gibt A/B-Phasensignale, ein Alarmsignal und Bezugspunktsignale aus, wie in Abb. 3-2 gezeigt. Minimum Phasendifferenz : Tw : (MJ100:100 ns) Tw +Nx100 ns Tw Tw Tw Tw N:Auf die Bewegungsgeschwindigkeit zurückzuführende Schwankungen Hohe Impedanz (nur Spannungsdifferenz-Ausgang des Differenzspannung-Leitungstreibers) Auflösungseinstellungen...
  • Page 50 Der MJ100 gibt die U/V/W-Phase aus, wie in Abb. 3-3 gezeigt. TM (1 Zyklus der A-Phase im Z-Modus der Bezugspunktausgabe) U-Phase V-Phase W-Phase Phase zwischen jeder Kante P1 bis P6 λ Abb. 3-3 . Diese Ausgangswellenformen gelten für den Fall, daß ein elektrischer Winkel von 360d für λ genommen wird (PL25: 5 mm;...
  • Page 51: Einstellung Der Auflösung

    Mit Hilfe der 1/2-Teilfunktion ist es möglich, die Anzahl der Kanten der Phasen A und B. in Tabelle 1 angegebenen Teile zu halbieren (doppelte Der MJ100/110 ist in der Lage, Maßstabsignale vom Auflösung). Lesekopf in 40 bis 1000 Teile aufzuspalten. Die Standard- Einstellung ist 500 Teile (PL25: 10 um;...
  • Page 52: Ausgangsphasendifferenz

    Es ist möglich, die Phasenbeziehung zwischen der A/B- kontinuierlich ab der minimalen Phasendifferenz (100 ns für Phasenausgabe und der Bewegungsrichtung des MJ100; 1 us für MJ110) bei einer Breite von N x 100 ns Maßstabs durch Umschalten des MODE-Schalters 5 zu (N: Ganzzahl) entsprechend der Bewegungsgeschwindigkeit ändern.
  • Page 53: Benutzung Des Bezugspunktes

    B e z u g s p u n k t . D i e Bezugspunktausgabe wird durch den A-Phasen-Zyklus Wenn beim MJ100/110 der gesondert erhältliche während der mit den MODE-Schaltern 6 bis 9 Bezugspunktsensor SET-P16-1 an den Bezugspunkt- eingestellten Teilung festgelegt. Infolgedessen wird der...
  • Page 54: Setzen Des Bezugspunktes

    3-4. Setzen des Bezugspunktes Damit der Interpolator beim MJ100/110 die mit dem A/B- . Um die Genauigkeit bei der Reproduktion des Q u a d r a t u r s i g n a l a u s g a n g s y n c h r o n i s i e r t e n synchronisierten Bezugspunkts zu erhöhen, muß...
  • Page 55: Maximale Ansprechgeschwindigkeit

    Schritten von 100 ns ab 100 ns für den maximale Ansprechgeschwindigkeit überschritten hat, MJ100 und in Schritten von 100 ns ab 1 us für den MJ110. wenn der Signalpegel des Lesekopfes unter dem Sollwert Die maximale Ansprechgeschwindigkeit wird durch die liegt, wenn das Kopfkabel abgetrennt worden ist, oder Ausgangsphasendifferenz und Auflösung bestimmt.
  • Page 56: Stromversorgung

    12 V-Eingabe auftritt ein Eingangs- Stromstoß mit achten, daß diese Steckverbinder nicht unnötig belastet einer Spitze von ca. 3 A bzw. 2 A (10 ms) beim MJ100/110. werden, weil es sonst zu Kontaktverlust kommen kann. Der MJ100/110 gibt nach dem Einschalten etwa 0,1 Sekunden lang keine Signale aus.
  • Page 57: Mitgelieferter Ferritkern

    3-9. Mitgelieferter Ferritkern Um durch Störeinstreuung von anderen Geräten verursachte Funktionsstörungen zu verhüten, sollte der mitgelieferte Ferritkern am Kopfkabel angebracht werden. Befestigen Sie den Ferritkern sicher an der nächsten Stelle vom Interpolator. Wenn Sie ein Verlängerungskabel verwenden, müssen Sie sicherstellen, dass der Feritkern möglichts nahe am Kabelende in Richtung Interpolator befestigt wird.
  • Page 58: Ausgangs-Steckverbinders

    Vorsicht Buchse: PCR-E20LMDT (Honda Tushin Kogyo) . Kein Kabel an einen Stift ohne Beschreibung anschließen. Zubehör . +Vcc (Stromversorgungsspannung) ist für MJ100 und Stecker: PCR-E20FS(Honda Tushin Kogyo)(Abb.4-1) MJ110 unterschiedlich. Keine Spannungen außerhalb Steckergehäuse: PCR-E20LC(Honda Tushin Kogyo) des angegebenen Bereichs anlegen, weil dies zu Beschädigung der Geräte führen kann.
  • Page 59 Spannungsdifferenz-Leitungstreiberansgang (MJ100) Ausgangsimpulse . Für die Empfängerschaltung ist der MC34C86 oder ein gleich wertiges Bauteil zu verwenden. Signal-Ausgangskabel . Sicherstellen, daß die Stromversorgungsspannung an Verwenden Sie zum Anschluß an den Ausgangssteckverbinder der Eingangsklemme des Interpolators im Bereich ein abgeschirmtes Kabel, wie unten gezeigt. Den zwischen 4,5 V bis 6 V Gleichstrom liegt.
  • Page 60: Technische Daten

    D i e A n s p r e c h g e s c h w i n d i g k e i t i s t j e n a c h MJ100 : 100 ns, MJ110 : 1 us Phasendifferenz unterschiedlich.
  • Page 61 Getrennt erhältliches Zubehör Hinweis . Verlängerungskabel für Lesekopf 1. Die minimale Phasendifferenz wird durch den niedrigsten Wert unter den Interpolatorausgängen repräsentiert, sie kann aber Modellname Kabellänge durch die Auswirkung der Maßstab-Bewegungsgeschwindigkeit, CE08-1 der Ausgangskabellänge, der Leitungskapazität usw. zunehmen. CE08-3 2. Die minimale Phasendifferenz schwankt aufgrund der CE08-5 Auswirkungen der Ausgangskabellänge, der Leitungskapazität, CE08-10...
  • Page 62: Abmessungen

    6. Abmessungen 26/1.02" Einheit: mm/Zoll 93/3.66" (13)/(0.51") 13/0.51" 1/0.04" Ø4.5/Ø0.18" 3/0.12" MODE OFF OFF ON OFF OFF ON ON ON LEVEL SPEED MJ100 4.5/0.18" 18 (G)
  • Page 63 (G) 19...
  • Page 66 The material contained in this manual consists of opérations ou entretiens de l'équipement à moins information that is the property of Sony Manufacturing d'une permission écrite de Sony Manufacturing Systems Corporation and is intended solely for use by Systems Corporation.
  • Page 67 年  月  日 保 期 す。     証 間 2 保証期間内でも、次の場合は有償修理となります。  本 体    1    年   1 火災、地震、水害、落雷およびその他天災地変に よる故障。 型 MJ100/MJ110 2 使用上の誤りおよび不当な修理や改造による故   名 障。 3 消耗品および付属品の交換。 4 本書の掲示が無い場合。 お買上げ店住所・店名 5 本書にお買い上げ日、お客様名、販売店名等の記 入が無い場合。(ただし、納品書や工事完了報告 書がある場合には、その限りではありません。) 3 離島、遠隔地への出張修理および持込修理品の出張修 理については、出張に要する実費を別途申し受けま 印 す。 電話 ...
  • Page 68 Isehara Plant 45 Suzukawa, Isehara-shi, Kanagawa 259-1146 Japan TEL: +81 (463) 92-7971 FAX: +81 (463) 92-7978 Sony Precision Technology America, Inc. 20381 Hermana Circle, Lake Forest, CA 92630, U.S.A. TEL: (949) 770-8400 FAX: (949) 770-8408 Sony Precision Technology Europe GmbH...

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